あらすじ「11歳の春、初めて、人をお金で買いました」50万円を残して家を出て行った母親を探して夜の街をさまよっていた凛子(りんこ)は、交差点で倒れていたお兄さん・春乃(はるの)に声をかける。「ヒモ」自称する春乃に、ドン引きする凛子だったが、一人きりの寂しさに耐えられず、春乃の携帯に電話をかけ――。女子小学生とヒモお兄さんの、歪で切なく、どこか暖かな二人暮らしが始まる。
バナナさん通報5.0泣ける。でも読後感は爽やか。夕飯の匂い、海の光、電車の音、五感で感じることがよく表現されてて共感しやすい。読み終わった後も映像やセリフが心に残る。こういうのを見るといつも思うけど、虐待の連鎖って止められないものだろうか。自己肯定感の低さが連鎖する原因な気がする。あと、イケメンで家事やってくれるヒモなら私もほしい。2023/07/23いいね(8)