降り積もれ孤独な死よ(5)

既刊(1-6巻)

降り積もれ孤独な死よ(5)

4.6
15
690
灰川十三のの生まれ故郷・北海道の蔵土で、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音を襲ったのは、その地で【三十三人殺し】を行った犬山修二と同じく顔に瑕を持つ男……! 辛くも襲撃を逃れた冴木たちは、蔵土の犬山の家で見つかった大量の絵から意外な情報を得る。それは、かつて世間を騒がせた謎の贋作者・四葉不詳によるもの……。そして、贋作取引による詐欺罪で服役中の神代タケル……十三の育ての子の一人……は告白をする。灰川邸の絵画『わが子を食らうサトゥルヌス』を描いた者こそ、自分たち贋作(まがいもの)とは違う、真作(ほんもの)……灰川十三の本当の息子だと。もともと飾られていた『真珠の耳飾りの少女』の絵を『サトゥルヌス』に架け替えた人物は、画商の証言で判明した。その正体に驚愕する仁。その頃、仁の弟・蒼佑が拉致監禁された。隠れ家から出ていつもの仕事へ戻るその男の姿は……鈴木潤。灰川邸事件の初動捜査に加わった派出所の警官であった……!
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降り積もれ孤独な死よの作品情報

あらすじ

灰川十三のの生まれ故郷・北海道の蔵土で、刑事の冴木仁と十三の育ての娘・花音を襲ったのは、その地で【三十三人殺し】を行った犬山修二と同じく顔に瑕を持つ男……! 辛くも襲撃を逃れた冴木たちは、蔵土の犬山の家で見つかった大量の絵から意外な情報を得る。それは、かつて世間を騒がせた謎の贋作者・四葉不詳によるもの……。そして、贋作取引による詐欺罪で服役中の神代タケル……十三の育ての子の一人……は告白をする。灰川邸の絵画『わが子を食らうサトゥルヌス』を描いた者こそ、自分たち贋作(まがいもの)とは違う、真作(ほんもの)……灰川十三の本当の息子だと。もともと飾られていた『真珠の耳飾りの少女』の絵を『サトゥルヌス』に架け替えた人物は、画商の証言で判明した。その正体に驚愕する仁。その頃、仁の弟・蒼佑が拉致監禁された。隠れ家から出ていつもの仕事へ戻るその男の姿は……鈴木潤。灰川邸事件の初動捜査に加わった派出所の警官であった……!

降り積もれ孤独な死よのレビュー

  • ブドウさん
    5.0
    親愛なる僕へ殺意を込めての作者さんの作品です。こちらもストーリーが面白くて続きが待ち遠しいです。それと、絵がすごく綺麗で見ごたえがあります。
    2024/01/04
  • バナナさん
    5.0

    私は正直オススメできない

    13人の子供の遺体発見というショッキングな事件から始まり
    犯人を追ううちに、さらに謎が増えていく展開にネグレクト、虐待。こどもが痛い、辛い目にあう描写が度々あり読んでて辛くなります。
    2023/10/02
  • バナナさん
    5.0
    表紙の絵がどれもキレイ。独特な世界観が見られる。中の絵は男臭い絵というか、なんというかこれまた独特。ストーリーはとても面白い。
    2023/10/02
  • オリーブさん
    5.0
    続きがすっごく気になる!読めば読むほど謎が増える。登場人物の皆それぞれに秘密がありそう。
    2023/10/02
  • ブドウさん
    5.0

    いったいどうなる!?

    まず最初に思ったのが、空間の書き方というかイラストがすごいなぁと。
    そして、人物もとてもリアルな感じもありまた、怖い時の表情とか色々とドキドキしました。謎めいた感じがこの先どうなるのかと気になります。
    2023/09/26