フジテレビ系TVドラマ(主演:吉岡秀隆、柴咲コウ)になって、圧倒的な人気を博した離島医療マンガ「Dr.コトー診療所」(2004年 第49回小学館漫画賞一般部門受賞作品)。落ち目の女優・早乙女 瞳が来島した。TV局の大型ドラマ撮影のためだ。だが、瞳の体調がすぐれない。右手がうまく動かなかったり、右脚が異常に冷たかったりしている。だが、病気だと分かれば、ドラマの主役を降ろされてしまう。このドラマが失敗したら女優生命が終わる。そう思った瞳は病気のことは誰にも言わずに撮影に入った。だが、撮影2日目、急に意識を失い倒れてしまう。さらに、自立呼吸さえできなくなってしまう。コトーは原因を探るもまったく糸口が掴めなかった。というのも、瞳がウソをつき、本当の病状を言わなかったからだ。コトーは「助かりたいと思っていない人は助けられない」と瞳を諭すのだった。果たして、瞳の病名は何なのか?そして、その病気は完治するのか?女優生命を賭けた闘病生活が始まる!<目次>第24巻KARTE.259「Dr.コトー、不安をいだく。」KARTE.260「Dr.コトー、懐疑する。」KARTE.261「Dr.コトー、察知する。」KARTE.262「Dr.コトー、毅然(きぜん)とする。」KARTE.263「Dr.コトー、対話する。」KARTE.264「Dr.コトー、刮目(かつもく)する。」KARTE.265「Dr.コトー、確信する。」KARTE.266「Dr.コトー、内さん島を出る。」KARTE.267「Dr.コトー、内さんと島。」KARTE.268「Dr.コトー、内さんの願い。」初出:週刊ビッグコミックオリジナル(小学館)2009年