フジテレビ系TVドラマになって、圧倒的な人気を博した離島医療マンガ「Dr.コトー診療所」(2004年 第49回小学館漫画賞一般部門受賞作品)。【巻末に特別イラストを収録(すべての奇数巻にイラストを収録)】因縁深い江葉都医師が、またもや、コトーに手術の依頼をするために来島した。当初は断っていたコトーだったが、患者が江葉都の実母と聞いて考えを改め、執刀することを受諾する。江葉都の母は、江葉都を児童虐待し、江葉都が中学に入る時に引き離され、それから20年間、会ったことがなかった。そして、江葉都が再会した時には、母は薬物とアルコールの過剰摂取で植物人間状態となり5年が経過していた。虐待した母への複雑な想いを胸に、失った意識を取り戻せるかもしれないDCSという手術に臨む江葉都とコトー。成功しても意識が戻ることがほとんどない、この絶望的な状況で、二人の名医は何を思い、どう執刀するのか?必見!!<目次>第11巻KARTE.112「Dr.コトー、迎える。」KARTE.113「Dr.コトー、憤(いきどお)る。」KARTE.114「Dr.コトー、迷う。」KARTE.115「Dr.コトー、メスをとる。」KARTE.116「Dr.コトー、窮(きわ)まる。」KARTE.117「Dr.コトー、受けいれる。」KARTE.118「Dr.コトー、疑われる。」KARTE.119「Dr.コトー、力づける。」KARTE.120「Dr.コトー、教える。」KARTE.121「Dr.コトー、感づく。」KARTE.122「Dr.コトー、告げる。」KARTE.123「Dr.コトー、腹をくくる。」初出:週刊ヤングサンデー(小学館)2003年19~23、25、26、28、29、31~34号