「へんなところについたね」平和な火星からやってきた!『ロボット三等兵』にならぶ代表作が50年ぶりに完全復活!!【あらすじ】地球でトッピ博士たちが火星人のいる・いないの論争をしていた頃――、火星人の八ちゃんがロケットで地球にやってきた!八ちゃんが繰り広げる宇宙的ギャグに、地球は爆笑の渦に包まれる!?【解説】前谷惟光の貸本作品傑作集第23弾は――、“ロボット三等兵”や“ごくらくコンビ”に並ぶ名キャラクター“八ちゃん”登場!本作は、落語のような洗練された古典的ギャグと当時の流行や風俗を描く前谷作品の作風に忠実な作品である。また重要キャラクターとして、作者本人が作品に登場することも特徴的だ。実在の人物をモデルにしたキャラクターはいざ知らず、作者自身が作品の中に出てくるというのは現在でも珍しい手法であろう。今回は、講談社の「ぼくら」で連載されたエピソードと「ぼくら」連載前に寿書房から出版された貸本3冊分を完全収録!!ロボットくんとは一風異なるリアクションをとる八ちゃんに、前谷ファンならずとも注目の作品だ。