大阪を舞台に、大学に落ち浪人生となった主人公の青春コメディー。これは編集部から「浪人モノを、4月からリアルタイム風に進行させるスタイルで描くというのが決まったから」という有無を言わせずの指令により、まだ新人だった著者が必死で描いたというもの。結局「よ~し、それなら好きに描かせてもらおやないの!」ということで、舞台を著者が青春自体を過ごした大阪に無理やり設定し、ベタベタの関西弁で突き通した「大阪弁作品」になってしまいました。途中打ち切りになったものの、コアなファンには未だに愛されているらしい作品です。