仕事も家庭も捨て、真理の部屋に居候していた武。なんとか夜の職を見つけ働いていた武の元に、興信所の男が訪ねてくる。真理の父からの手切れ金とともに「真理さんは実家へつれ戻されました」と聞かされ、武は急いでマンションに戻るが、そこに真理の姿はなく―。 ▼目次 VOL.1 いまさら悩み VOL.2 わびしさの予感 VOL.3 火に油 VOL.4 跳んだカモメ VOL.5 熱い時間 VOL.6 不安…愛の生活 VOL.7 明日が見えない… VOL.8 すれ違い VOL.9 オータム・レイン VOL.10 試練のとき VOL.11 嘘の愛? VOL.12 自分を捨てた男