あらすじ時は昭和、戦後の混乱期に、その豊満な肉体を武器に世の男たちを金と淫欲の坩堝に巻き込んだ毒婦がいた。悩ましい悪魔のささやきと快楽に狂わされ、次々と破滅していく男たち。その淫らな肉体に男たちが溺れさせられるたびに、彼女の毒々しい色気は純度を増していく…さながら食虫植物のように…。信じられるのは金と自分だけ、貧困から抜け出して成りあがるために自分の肉体さえも利用して男を操った「昭和の毒婦」が行きつく先は幸福か、地獄か、それとも…?