春になり、高校2年生に進級した浜仲健斗と黒葉類。新1年生を手芸部に勧誘しようと奮闘するが、結果は芳しくない。そんななか、健斗は鞄にあみぐるみを付けた1年生を見つける。思い切って声をかけたものの、その1年生――長谷川知瑠久は、穏やかな校風にそぐわないごりごりのヤンキーだった!複雑な家庭環境で育ち、いつも孤独を感じていた知瑠久。健斗や類は彼に寄り添おうとするが、知瑠久はそれを拒むようなそぶりを見せる。そんな彼を前向きにさせたのは、意外な人物の言葉で・・・・・・!?手芸と前向きな言葉が、頑なな心を癒やす青春クラフトライフストーリー。新章突入の第4巻!