私は王を守護する剣となる――。
華々しい社交界デビューの影に……宿敵現る!?
前世は英雄、現世(いま)は病弱令嬢の騎士道ヒロイック・ファンタジー第2弾!
原作者書き下ろし小説&描き下ろし漫画W収録!
【あらすじ】
一流の淑女になるべく特訓を重ね、ついに貴族たちが集う大規模夜会・「春」にて社交界デビューを果たすことになる公爵令嬢・セレティナ。
夜会には、前世の英雄・オルトゥスの時代に仕えていた国王と、国王の王子であるディオス、ウェリアス・王女エリアノールも参加することに。
姿こそ違うものの、時を越えて再び国王に謁見できる喜びをセレティナは隠しきれず、当日を心待ちにしていた。
一方王都では、「春」を迎えるにあたり、不穏な動きがあるという噂が国王の耳に入っていた。
どうやら王都へ向かう道中に、招集をかけられた貴族すべてが襲撃をうけているというのだ。
そしてセレティナにも、魔の手が忍び寄り――!?