好きってこと、隠さなくていいんだ。
サラリーマンの浅木は、大好きなキャラクター・ドッキーの制作会社で働いている。
過去のトラウマのせいでドッキーが好きなことを隠してきた浅木。
しかし体調を崩して早退した日、浅木の家を訪ねてきた同僚の岩本にドッキーで埋め尽くされた部屋を目撃されてしまう。
今まであまり交流のなかった岩本に秘密がバレて動揺するが、彼は全く気にしてない様子で浅木の過去をかき消すような言葉をかけてくる。
岩本のぶっきらぼうな優しさのおかげで、周りを気にせず、徐々にありのままの自分でいられるようになった浅木は岩本に惹かれていくが―― ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。