“家族”という呪縛を解き放て!自らも被虐待児だった著者。ぬぐえないトラウマを治療するなかで思い起こされるひどい虐待を受けた友人・知人たちの過去と現在。暴力、性的虐待、ネグレクト、病気・障害への無理解、個人の尊厳の軽視………「家族だから」という理由で、その違和感にフタをしつらい状況から逃れられない子どもたち。成長したあと、彼らはどういう人生を送るのか───?自分を守るために、生きるために、そこから逃げていい。根底にあるのはそのメッセージ。さまざまな事例をもたらす毒親の実態を見つめ、家族の在り方に一石を投じるコミックエッセイ。【目次】プロローグ第1章 毒親から逃れて ~うぶか~第2章 生きづらさを抱える ~マユ・ハナヨ~第3章 毒親に育てられて ~竹中~第4章 どうして毒親は生まれるのか ~アズミ~第5章 毒親の子として ~はるき~第6章 苦しみを抱えた子 ~セナ~第7章 毒親と生きる ~谷瀬~第8章 自分の幸せ ~椿~エピローグ