朝早くから露店で果物を売る勤勉な好青年のミネイ。そんな彼からリンゴをひとつ買って、仕事前に食べるのが友人カイバの朝のルーティーンだった。ところが、最近リンゴを買いに来るカイバの顔には、毎日真新しい生傷が増えて続けるばかり…勇気を出して尋ねてみるも「バイト」の一点張り。そんな時、カイバから例の「バイト」を見に来て欲しいと頼まれる。さらに、自分じゃないほうにお金を賭けてほしいとも…意味も分からないまま緊張しながら向かったライブハウスの跡地で行われていたのは…罵声が飛び交う賭けボクシングだった!!カイバはこの試合で八百長をするつもりでミネイに自分じゃない方に賭けろと伝えていて…!?