あらすじ絵本作家をしながら保育士として働く34歳の奈央(ブー子)。ある朝突然、左半身に痺れが起きた。それが脳梗塞の初期症状とは知らず、12時間も放置して寝ていたのんきなブー子。発症から13時間後に、やっと病院へ運ばれたブー子の運命は―――。大切なことは、後からわかるもの。発症から入院、検査、お金のこと、リハビリの一部始終。そんな中での心の変化や看病する家族との本音のやりとりから「当たり前」の幸せをかみしめて精一杯生きよう。そんなメッセージのこもった、心あたたまる作品です。