見知らぬ女性が突然「子供を預かって!」と、58歳でおひとり様の麦子のもとにやって来た。どうやら民生委員をしていた麦子の母が「困った時はきなさい」と言っていたらしい。母は既に他界していたので、一晩だけの約束で親子を泊めた。しかし翌朝、母親の麻里絵は子供たちを置いて消えてしまった…。お人好しの麦子は「とにかく子供たちを守らないと」と考え面倒をみるようになるが、結婚も子育てもしたことがないので不安になるばかり。母親からはいつまでたっても連絡がない上に、子供たちから聞いた携帯電話番号に電話をしてみるも繋がらず…そんな時、成田という男性が麦子の前に突然現れた…!