「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)のひとりである。ジークは新しい任務である、昔、魔術師が描いた絵の中に逃げ込んだ罪人を狩るという任務を遂行中だった。
『王の庭』幼いキールはその日ごとに言う事がコロコロ変わって、みんなの気持ちをもてあそんでいたが、キレイだからと許されていた。姉のリナリアだけはキールに厳しくするも、変わらないまま大人になってしまった。人の心をもてあそぶキールのせいで、8人も死んでしまったことを、天上界の法が見逃すはずがないと、キールを愛する魔術師は彼を逃がそうと思案していた。
前後編でおくる、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第23弾!