あらすじ東京都心の総合病院で看護師として勤務する著者は、突然コロナ外来勤務を任される。勤務後、夫に相談すると強い反対を受ける。「子供たちへ感染する危険性をどう考えているんだ?」夫から詰め寄られながらも、コロナ外来勤務を続ける道を選ぶ。それは家族の大きな負担と引き換えだった。また、2020年春のコロナ外来は万全の準備とは程遠い状態。受け入れる医師側も様々。臨機応変に対応する手際の良い医師もいれば、うまく適応できない医師もおり…あわや院内感染!というミスが発生しそうになる。