あらすじ【死の先にあるわずかな時間を、精一杯生きる人々の物語。】生と死の狭間にあるその島。そこで飯屋を営む少女と、少女を助ける青年。未練により対岸へ渡ることを拒み、島に残り続けるものは、いつしか森をさまよう暗い影になってしまう。そんな暗い影の一人を助けた青年は、同情心から、現世の方に彼を送り出してしまう。それを島の主だという不思議な少年に見とがめられて…。生と死の狭間で揺れる人々の驚きと感動の和風ファンタジー。(C)2022 Sahori