自ら一刀のもとにはねた弟・バザリの首級と引き換えに、自由を賭けたステゴロの立ち会いを要求したガザリ。その覚悟に応えつつも力で圧倒したガモウはガザリの身柄を拘束する。処遇を一任されたコリオは淫靡な笑みを浮かべるのだった。一方、七瀬たちは「カラクリ御免」の異名を取る男・エンゾと出会う。島のモノはすべて自分が造ったと豪語するエンゾの拠点に旧式の飛行艇が置かれていることに気が付いていた今泉は、半ば興奮しながら尋ねる。「この機体は飛べるのか?」自身に満ちた笑みを浮かべるエンゾの答えは──血と執念の狭間で紡がれていく、もうひとつのトライバル・サバイバル・ストーリー!