あらすじ犬の散歩をしているときに会う彼。同じ犬種を散歩させていて、そのおかげで仲良くなったの。「犬を飼ってる友だちが増えてよかった」と優しい顔でいう彼に、わたしは惹かれている。彼に少しでも好かれたい。だからこそ彼にうそをついている。だって言えないでしょ? 「この犬はわたしの犬じゃあありません。わたしはアパート住まいなので、犬は飼えません」なんて――