あらすじ【無料試し読み閲覧期間 2024/12/26まで】 脳疾患が招く麻痺、記憶障害、失語症――。脳外科医が診るのは、脳ではなく人生。元・脳外科医が書く超本格医療ドラマ!/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。アメリカの病院から郊外の主幹病院にやってきた三瓶友治は空気を読まない。それは、少しの遅れが人生を左右する脳外科医ならではのふるまいでもあった。「脳内血腫」「第4脳室腫瘍」「失語症」の症例を収録。
えりゅ通報5.0良かった(TT)遂に完結!この漫画には、医療従事者のライフ以外にも、様々な社会問題を色々教えてもらった。学校の教科書にしてもよいくらい、貴重で考えさせられるストーリーで編まれていると感じた。そして、ミヤビ先生と三瓶先生とのミステリアスな関係性が主軸に置かれているのが、ただの医療モノではない物語の奥行きの深さを形作っていたと思う。2人の関係の始まりが、最後の最後に明かされて、お互いなんて思いやりのある人たちだろうと心地よい衝撃を受ける。そして、ミヤビ先生の病気は……おそらく、読者みんなが望んだ形で終わったのではないだろうか。チャップリンの『街の灯』を観た後のような、静かで嬉しい後味が止まらない。2024/10/25いいね(1)