雪の降り積もるクリスマスイブ前日。月子と久美子は真っ裸で温泉へ、無駄美容~雪うさぎ!とぴょんぴょこふざけ飛び跳ねているのを、サンタに扮した良太、そして傘を差し通りがかった造船会社社長に見られてしまう。 夕月荘お得意様である社長は不景気で多額の負債を抱え、会社はかつて使い走りだった子会社に吸収。妻にも見限られ、自信満々だったすべてのゲームからいよいよ幕を引く決意をした、と翌朝月子の父に告げる。 そして久しぶりにきれいな月をゆっくりと眺め湯につかり、九鬼谷の騒がしいクリスマスパーティーと雪合戦を楽しむのであった。