なんの変哲も無い極平凡な日常を送っていたマコトのもとにある日突然、妹の媛子が自殺したとの一報が入る。報せを聞いたマコトが急いで実家に帰ると家の前には警察車両が止まっていた。なぜ媛子が自殺したのかが分からず、また遺書も残されていなかった。しかし、媛子の遺書が確かに存在することをとある人物から教えられて…そこから、兄・マコトが妹・媛子の遺書を探す日々が始まる。この話は自殺を決意した方に向けて描きました。本気で死のうと思い行動すればたった数秒でこの世界からログアウトできます。その数秒を踏み出す前に、あなたが死んだらどうなるのかを知るために少しでいいから読んで。