鬼才・のがみけい先生が贈る本格派ビジネスサクセスストーリーもついにフィナーレ!またもあの女が帰ってきた。東京有数の大地主・穂波家の長女で本来は家督を継ぐはずだった女・穂波結花。だが、彼女は自身の掘った墓穴にハマり、義弟・幸弘に相続権を取られてしまう。しかも、その後見人には、結花の夜の誘いを初めて断ったプレイボーイ・樋口洋介がなったのだ。それを恨みに思っている結花は事あるごとに帰国をして洋介に復讐を果たそうとする。そして、今回も、大物総会屋・板倉信義を籠絡し、樋口グループの臨時株主総会を開かせ、そこで洋介を失脚させようと言うのだ。さらに、洋介の腹心の部下たち、そして、婚約したばかりの秘書・岩瀬美和子までをも重傷を負わせようとする結花。この蛇のような執念から洋介は逃れることはできるのか? 15巻にも及ぶ「大志を抱いた男」の一代記、ついに完結! 衝撃のエンディングを見逃すな!<目次>第15巻・VOL.66「風薫る五月の朝に」・VOL.67「48時間」・VOL.68「修羅の炎(前編)」・VOL.69「修羅の炎(後編)」【最終話】原書:1989年11月20日初版発行 ボニータ・イブ・コミックス(秋田書店)