淳子はヨーロッパに発った。神社で名刺を渡したさなえが、店に通い始める。さなえが好きなみつぐ君の茂野が怒鳴り込んできて、胸が痛んだ上杉はさなえを切ろうとした。しかし石坂にも沢村にも心得違いを指摘される。お前が騙さなくても誰かが騙す。一番良い夢を見させてやれと。さなえを取り戻せるかどうかで、プロの真価が問われると割り切った上杉は、さなえに詫び何とか仲直りした。羽振りの良い社長夫人・貴子が上杉を気に入るが、浦川が上杉に席を外させて貴子に付こうとする。そこへ剣崎、永野、瀬川が割り込んで、争奪戦になった。