「君は私を煽るのが上手いな」 冷徹王子の甘い溺愛 「リナリア、今度は一緒にイこう」──ついに結ばれたふたりだが、リリーは心の中で謝り続けた。「グレイ様、好きになってごめんなさい」。姫の身代わりとして隣国プラタナス国の第七王子グレイの婚約者としてやってきた侍女リリー。いつの間にかグレイに惹かれていた彼女は、その手を拒むことができなかった。グレイのやさしさがすべてリナリア姫に向けたものと知りながら…。そんなリリーの前に、彼女を襲った首謀者が姿を現す。それは以外な人物で…！

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