敵対する家どうしなのに無理やり初めてを奪われてオトナの快感を教え込まれてもう、いい子の私には 戻れない――
「きみの肌は手に吸いつくみたいだ」ダドリーの指が巧みにアリアの胸を弄ぶ。アリアとダドリーは、何百年もの間敵対し続ける名家の出身。敵同士のふたりが愛し合うことなど許されないのに、初めての出会いで少女のアリアは強く彼に惹かれた。18歳になった今、輝くような美青年となったダドリーと再会したアリア。再び胸がときめいたけれど、いきなり身をまかせることになるなんて…。ためらうアリアを気にもせずにダドリーが熱っぽくささやく。「これをきみの中に入れるからね」――初めての経験なのに、いきなりなのに、なぜ抗えないの…?