「まひろ体験」で第9回講談社漫画賞を受賞した西 尚美先生の贈る 一人の映画女優の物語!単身上京し、女優を目指す清沢美音(16)に初めてチャンスが訪れた。知り合いの助監督・出門秀一が2年も温めていた脚本をインディーズで撮るというのだ。そして、その主役に美音を大抜擢した。相手役には人気急上昇中の若手俳優・相馬 豪が決定。美音は、体当たりで演技をするが、まったくの未経験者にはハードルが高く、なかなかうまくいかない。しかも、美音のことが気に入らないベテラン女優・松浦小夜子まで現れ、プレッシャーをかけてくる。果たして、美音は初主演映画を演じ切ることが出来るのか?初出:週刊少女フレンド(講談社)1988年15~21号