「はい、私の一緒に見よ」――教科書を忘れたことがきっかけで話すようになったクラスメイトの夏目陽毬さん。可愛くて優しくて、一緒にいると落ち着く…僕は彼女に惹かれていった。話は弾むし、いつも惣菜パンを食べてた僕を見かねてお弁当を分けてくれる!これはもしかして…ついに僕にも春が訪れたのか…!?ただ、気がかりな点がひとつ。クラスメイトのチャラ男が夏目さんに目を付けていて、よくちょっかいを出している。ヤリチ〇でハメ撮りを見せびらかすような奴に彼女がなびくわけないけれど、帰り道が一緒みたいだし、少し心配…そういえば夏目さん、最近の少し雰囲気が変わってさらに可愛くなったな~!僕もそろそろ勇気を出して…!