あらすじ信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物の地方都市に幼い頃から住んでいる。ある朝、高級車から出てきたスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられるが、アラサーで姫って冗談でしょ…と相手にしない。男は古賀政永(こがまさなが)。彼は千代の会社を買収した世界的企業のトップだった。「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る古賀は、町の城を買い取り(価格3億)、千代をそこへ住まわせようとするのだが……。『信濃の千代姫』となった彼女のまわりに、ひと癖ある人物が集まり始め、やがて『城』と『姫』にまつわる秘密が明かされていく。男と女の思惑が絡み合う中、千代の気持ちは誰に向かう……? ※本書は配信中の「「蝶よ花よ」とそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~」を大幅に加筆、修正したものです。
バナナさん通報5.0どうして?どうして?と気になる話軽く読める話だと思ったら意外にミステリアスでどうしてお城を買ったの?番犬とは?といろいろ疑問に思うところが出てきて次々読みたくなりました。最終的に三角関係みたいになるんですがどっちも色気があって主人公もそれぞれ違う形で愛されていてどっちと最後は!と究極的にはそこが気になりました。2022/03/26いいね
モモさん通報4.0今いち本性がつかめずミステリアスな感じがいいですね。現代的な背景でお姫様っていうのはあまりピンとこないのですが、ストーリーハ後半に行くにしたがってさらに先が気になってしまいました。少し加筆されてて気持ち得した気分です。 2022/03/14いいね