あらすじ『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。 後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。 ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。 すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。 処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……? 「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」 皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語!
ブドウさん通報4.0今流行りの中華系薬師ものです。おもしろいのですが、先が読めてしまう残念な展開です。1巻のはじめにオチ書いてますが、王妃になるまでのストーリーではなく、王妃が薬妃と呼ばれるまでのストーリーです。あれこれ問題事件がありますが、サクッと解決します。まぁ読みやすいのですが、なかなか続編も出ないし驚きや新鮮さもないので、ここまでで終了します。サスペンスが好きな方や長く待てる方におすすめです。2024/03/21いいね