あらすじ突然の《狼》の襲撃に応戦するアカネは、 麻綾の《赤ずきん》の力の助けもあり、無力化に成功する。 しかし、次の瞬間感じたのは、今までの《狼》とは全く違う気配だった。 その《狼》の姿を見た途端、アカネの顔が酷く歪む。 《天狼星姫》――それはアカネの両親の仇でもあった。 「これまで見てきたどの《狼》ともぜんぜん違う。 ――あれは、危険(ヤバ)い。」 狼が恋するダークメルヘンアクション、第2巻。