あらすじ僕はプロの将棋棋士・坂本光一。百年に一人の天才なんて言われてる。僕が名人になった前日に、王華将棋連盟の佐助会長が将棋の駒を口に詰められて殺されてしまった。「将棋がめちゃくちゃ強い奴が怪しい」という理由で僕が弁護士に疑われちゃってるみたい。だけど、佐助会長は死ぬ間際に津島九段が犯人だと訴える動画を残しているし、無理筋じゃないかな。棋譜を汚す前に投了したほうがいいと思うよ、最強の弁護士、剣崎盾先生――。