「殺した人間を殺せば、殺された人間が蘇る」ようにルールが書き換えられた世界。そこで、人はどう生きるのか。
魔術師のいるファンタジーの世界で、厳しい差別が残る世界で、推理小説の世界で…。
このルールが適用された新世界を舞台に描かれる、珠玉のオムニバス。
殺された人たち、そして、大切な人を失ったあとも人生が続いていく人たち。
ともすれば世の中から置き去りにされてしまう人たちに
寄り添い、スポットライトを当てた本作で描かれる「想い」の数々は、
きっと、あなたの胸を深く強く貫くはず。ラストまで、ぜひお読みいただけますように。(編集担当)