あらすじ【奪われた】 “俺からしかけてやるんだ” 渚(なぎさ)は9歳の時に初めて性的暴行を受けるーー、 それは一度では終わらなかった。 様々な男たちが彼の身体を求めては罪に染まっていく。 自分には男を狂わせる何かがあるに違いない、だから仕方ない。 そう諦めながらも、男たちからは必ず千円を受け取る。 それは渚が唯一身につけた「自分」を守る方法だった。