「また したい…いたく しない―…」
小説家の清次郎が月夜の晩に森で拾ったのは体中傷だらけでボロボロの青年「ミツキ」
言葉も欲望の処理の仕方も分からず発情した獣のように
股間を擦り付けてくるミツキに煽られ半ば勢いで体を繋げてしまう。
こんな関係は傷の舐め合いに過ぎないと分かっていながらも
獣のように凶暴で赤子のように無垢なミツキに求められると拒めない清次郎。
お互いの欠けた部分を埋め合うように体を重ね寄り添う二人だったが―…
「言葉を知らない野生児」と「トラウマ持ちの小説家」が紡ぐセンシティブ・ラブストーリー!!