あらすじ美空は北島圭一郎という大物映画監督に出会う。彼は、美空の親の世代の映画ファンにとっては神様のような存在。美空の亡き父・慎太郎が出演したたった一本の作品を見て、その才能を見抜き、大作映画の準主役に抜擢しようと声をかけてきた人である。今は体調を崩し、別荘で療養中。美空は母とともに、そこへお見舞いに行ったのだった。圭一郎は美空に光るものを感じ、彼女を主役にした、自分にとっての最後の映画を撮ろうと構想を練るが…。また本巻では、美空に対する光太、竜童ら、レンタル部員男子たちの恋心も少しずつ募っていく。