岬は、修平に会うために、陸を連れて宝条家を訪れていた。祖父と対峙すると決意した光河に対して、自分の選ぶべき道を決めきれずにいる岬。このまま修平の提案通りに、宝条家に戻ってくるのが最善なのか? それとも……。一方、α至上主義の西宮家の改革を訴えるべく、当主の祖父に挑んだ光河。しかし、聞く耳を持たない祖父に、「Ω部屋」に入れられてしまい……!? なぜかその情報を得た修平と共に岬は、光河を助けに西宮家に乗り込むことになるのだったが……。驚きの人物の登場や関係性が判明する怒涛の展開! αの家に生まれた者たちが辿り着いた結末とは――。
『囚われのエロティクス』でコミックスデビューした期待の新鋭・コロ虎が描く、αの名家に生まれ、α一族に翻弄される、αとΩの子育てΩバース、ついに最終回――!