【優しく微笑むその口もとに隠された想い…】故郷を離れひとり東京の商社で働いていた八雲慎一。 だが、父親が大けがを負ったことにより家業を継がざるをえなくなり、火葬技師になった。ある日、慎一が焼いた行旅死亡人の引き取り手として現れたのは、儚げな美貌を持つ花屋の店主、時雨要だった。慎一が濃い死の気配を感じると見える黒い蝶が要の周りに見えた事に驚いていると、彼は焼きあがったばかりの骨を手に取り…。あまりに衝撃的な再会を果たした慎一は、彼のことが頭から離れずにいたが、家族に頼まれ花を買いに要の店を訪れた事がきっかけで少しずつ距離を縮めていくが…?死が苦手な火葬技師 × 花屋の美人店主のしめやかに咲く恋物語。第2巻