あらすじ黒瀬令児(くろせれいじ)は、家族、教師、幼馴染、アイドル、小説家、そしてこの町。そのすべてに縛られながら“ただ”生きていた。彼女がなぜ“ナギ”にならなければならなかったのか。その真相を知った令児がとった行動とは…。少年の生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今”を映し出すワールドエンド・ボーイミーツガール、最終章――。
リンゴさん通報5.0暗すぎてメンタルめちゃくちゃ引っ張られて、めちゃくちゃ落ち込みます……下手すると、自分も……と考えてしまうくらい闇に引っ張られます2024/07/29いいね
ブドウさん通報3.0閉塞感の描き方が秀逸だけど精神衛生上マイナスでもある読む人を選ぶ作品です。メンタルが落ちている人には悪影響を及ぼす可能性がある一方で、毒親や田舎の閉塞感の描き方や各々の人物の描き方が上手い(この点は星5です。)のでトータルで星3としています。精神衛生上良くないシーンが続き、登場人物のほとんどが心に闇を抱えていて、自分が救われるために主人公を自分の思い通りにしようとするので、どの視点からもただただ息苦しいだけの物語が続きます。物語も終盤に近付きつつある本作品ですが大団円というよりは事態が収束しつつあるだけで、人物によってはメリバになるだろうなと予想される人物もおりますが、主人公の今後がどうなるのか見届ける気持ちで読み進めています。明るく元気が貰える物語を読みたい人にはオススメできません。2024/03/25いいね(1)