親愛なるジーンへ 1

全巻(1-2巻 完結)

親愛なるジーンへ 1

作者:
出版社:
4.9
11
700
NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない「ジーン」について綴られていた。……1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが……。大ヒット作『ラムスプリンガの情景』へとつながる、もう一つの愛の物語。
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あらすじ

NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。そこには、自分ではない「ジーン」について綴られていた。……1973年。弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが……。大ヒット作『ラムスプリンガの情景』へとつながる、もう一つの愛の物語。

親愛なるジーンへのレビュー

  • リンゴさん
    5.0

    繰り返される意味

    何度も重ねられる親愛なるジーンという言葉。大事な節目で出てくる言葉に全てが詰まっていると思う。そしてジャンル的ミーハー意見としては、響くお話と魅力的なキャラたちとエロの全部取り。この満足感があるから、このジャンルはやめられない。
    2023/02/26
  • ブドウさん
    5.0
    前作に引き続きこちらも素敵なお話で…。
    本当に引き込まれる作品。

    どちらもぜひ読んで欲しい。

    これは続きがあるのかな…
    楽しみすぎる…
    2022/02/16
  • ka
    5.0
    別格でした。読み終わった後一本の映画を見終わったような感覚です

    ラストの所めちゃくちゃ泣けました
    早く続きが見たいです( ; ; )
    2021/12/05
  • めんどり
    5.0
    長編映画を観ているようだ!が読後の感想でした。構成が細やかなので、キャラクターの息遣いが感じられるような繊細によく考えられた作品でした。
    最後の方はページをめくっては上を向いてため息(いい意味)の連続で、見事にそれぞれの『親愛なるジーンへ』帰結していたと思います。読み返したくなる素敵な作品でした。
    2021/06/02
  • バナナさん
    5.0
    ラムスプリンガの情景のスピンオフ!スピンオフ出てるの知らなかったー!

    良い♡( ; ; )
    最後の方のトレヴァーが家族の記憶を思い出して泣くシーンで胸が締め付けられた…あたたかい記憶なのになんとなく切なくて。

    想いは通じ合ったのに、今は一緒に住んでいないのはなぜなのかなぁ。どうか幸せな結末を!

    2020/11/19