教師になることを夢見る高校生・黒瀬良太郎。担任の白鳥先生に憧れる彼は、凄惨なイジメを受けていた。ある日、イジメが露見することを恐れたイジメっ子達に、屋上でこう言われる。「イジメがバレる前に自殺してくれない?」と。目を疑う状況に、動揺から黒瀬は足を踏み外してしまい……。だが、それが全ての始まりだった! 「ねぇ、先生。それでも、やり返しちゃいけないんですか?」
白鳥の魔の手から柊を守るため、黒瀬は柊に先生に近づかないよう警告する。しかし、黒瀬の説得も虚しく二人は急接近。柊が白鳥に溺れていく様を見せつけられ黒瀬の心は崩壊寸前……。そして、白鳥のシナリオの裏で新たな悪意が動き出す! 絶望へのカウントダウンがはじまった!