筆頭魔導士を志していたヴィルフリート。
ある日、魔道院ナンバー2を怒らせ異動を命じられてしまう。
しかも、異動先はなんと変人揃いと言われる第二特務室。
出世の道を絶たれ、意気消沈しながら新部署に向かっていると――そこには行き倒れの美少女が!
恐る恐る近づくと…ぐぅぅぅと響く轟音ーーそんなまさか、お腹の音!? せめて普通に魔導士として異動した…ならよかったものの、命じられたのは常に腹ぺこな行き倒れ上司・エステルのお世話係兼ご飯係でーー!?
厨房に押し込まれ、さっそくふわふわスフレのパンケーキで上司の胃袋を掴んだら…予期せぬジョブチェンジ、スタート!