夫、ヒューバートが無謀な計画の上に買い取ったマンテストの開発が隣国のルーセル侯爵の出資により軌道に乗った。そのことに安心したオパールだったが、そこへヒューバートが「正式に結婚して夫婦となりたい」と告げてきた。ヒューバートの思いがけない申し出に困惑するオパールだったが、既にただの家族の情しかないと感じていると心中を告げ、ヒューバートに離縁状を渡した。自身の今後の身の振り方を決めたオパールは最後の挨拶にと王都の公爵邸を訪れるが、そこで待っていたのはステラからの罵倒で――オパールの幸せはどこにあるのか・・・・・・不憫な境遇に負けない女性の快進撃第4巻!