31番目のお妃様　１

好きになれないヒロイン。
設定は面白いのに。

気が強い感じがするからかな？
特別優しい人というわけでもなさそうだし、ガサツなのに開き直ってる態度なのもね…。

初対面の人をいきなり「ペレ爺」と呼ぶのもフレンドリー通り越して、図々しい。
「私はこれくらい平気で言っちゃうけど、それも度胸があるって思って、許してくれるでしょ」って計算高い感じ。

会ったことない王子なのに、最初からお妃様の座を取りに行ってるのも権力好きなのかな、と。

王様も、フィリアも。お互いにどこに惹かれて好きになったのかいきなりわからない！そしてフィリアのいろいろ上から目線！

王妃候補が31人おり、その中から王妃を決めるストーリーで、候補妃の住む後宮での物語が進んでいきます。 スルスル読みやすく、面白いです。
何があってもプラス思考に受け取ることができ、頭の回転もいいド田舎出身の主人公ですが、どういった育てられ方をしたか、既に他界した両親は領主だったが研究者だったらしいがどんなふたりだったのか、どちらもあまり描かれていません。
5巻まで王妃が決まり、第一章が完結したかと思います。

嫌がらせなどありますが、かなり生ぬるいものでスカッとするものではありませんが、逞しいシンデレラストーリーで嫌な気分になることなく読めるのでおすすめです。

３巻くらいまでは面白かったのに、急に中だるみしだしてからが長〜い！と思いながらずっと読んでる。もうやめよう、と思いつつまた買っちゃったけど、説明文的なこの流れいるの？と落胆を繰り返しています。途中まで面白かったから。残念。

1巻は面白かったのに、だんだん主人公が鼻につくようになってきた。他の令嬢を見下してるのか、「私はこれくらいあたりまえにできるわよ。」みたいな、なーんか感じ悪い。
ドヤってて不快になってきたので、もう買いません。