演劇部の部室で、ひとり熱く演技論を語るのは、大道具担当の「高木 渚」(タカギ ナギサ)。
ところが、渚自慢の演劇部も最近は新入部員が少なく、秀でた役者が少ない状態。
すると、部長がどこのサークルにも入っておらず顔がいいという理由だけで人気読者モデルの「来栖 あきら」(クルス アキラ)を引き入れる。
演技の呑み込みが早くビジュアルも抜群のあきらに部内は盛り上がるが、渚だけはご機嫌斜め。
そんな中行なわれた新入生歓迎会の日、酔った渚にあきらが笑いかける──。
「先輩って“子ども”ですよね」
演劇バカとインテリモデル。油と水のようなふたりの恋愛劇が幕を開ける!