社員食堂の隅でひとり自作弁当を食べる独身貴族「遠藤 紅」(エンドウ クレナイ)。
周りには賑やかに食事を楽しむ社員ばかりでついため息が出てしまう。
すると、厨房にいた新人「綾橋 氷雨」(アヤバシ ヒサメ)がその様子に気づき、練習中の料理を一品、遠藤に差し出す。
遠藤は心の中では感謝しつつも、箸をつけないまま「すまない」と一言だけ発してその場を去ってしまう。
実は潔癖症の遠藤は、食堂の皿に盛られていることが耐えられないだけ。
そんなことを知るはずもなく翌日以降も奮闘する綾橋の姿に遠藤は……?
「…綺麗な指だな…」
まっすぐな新米料理人が潔癖症の部長の妄想を加速させる!