道の真ん中で倒れていた黒猫「チロ」を拾った「樹並 華唯」(キナミ ケイ)。人の姿をしたチロは発情期を迎え、華唯はそんなチロに手を焼いていた。一方、「荻野 コウ」(オギノ コウ)は華唯の親友。ふたりが一緒に遊んだある日、家まで華唯を送ったコウは、チロとキスをする華唯の姿をカーテンの隙間から見てしまう。ふたりの仲に突如割り込んできたチロを気に入らないコウだが、その後、身勝手な行動を叱られたチロが家出したことを知らされる。偶然にもコウは、公園で寂しそうに座り込むチロを目撃し……?「オレは好きだ。ずっと華唯のそばにいたいと思ってる。お前はどうなんだ?」複雑な気持ちが絡み合う三角関係の結末は!?