「蓮見 時雨」(ハスミ シグレ)が働くカフェに「出雲 青嵐」(イズモ セイラン)が顔を見せなくなってから2ヵ月。カフェのオーナー「七瀬 桐利」(ナナセ キリトシ)からの着信で蓮見が目覚めると、春の嵐で通勤が大変だろうから蓮見は休みでいいと告げられる。店に行かないと出雲が来るか確認できない……あんなに会いたくなかったはずの相手が恋しくて愛しくて涙を流したその時、玄関のチャイムが鳴る。扉を開けるとそこには出雲の姿が! 言いたいことが山ほどあるのにまともに出雲の顔を見られない蓮見。そんな蓮見を心配する出雲。ふたりはついに素直に向き合い本音を伝え合う──。「待てっていった…だろ…このクソガキ…っ」「抑えの利かないクソガキだから待てねぇよ…」春を告げる大型台風をふたりは決して忘れない!