モビルスーツを小型化する事により、連邦軍への売り込みを図るサナリィ社はガンダムFシリーズを開発、次期主力MSに採用された。その1、2番機F90のテストパイロットとして軍の実験部隊にデフとシドが編入される。トラブルが続くテストの最中、突如旧ジオンのモビルスーツ部隊が出現、テスト機のためろくな武装もなく、シドは脱出したものの2番機を奪取されてしまう。
その後、謎の旧モビルスーツ部隊「オールズモビル」は火星を本拠地としているジオンの残党であろうと判明、シド達の実験部隊が母艦アドミラル・ティアンムと共に討伐隊として派遣されることになる。2番機を奪った手際から手練れの集まりと想定されるオールズモビルに対し、楽天的な討伐隊の幹部達、やがてオールズモビルによるアドミラル・ティアンムへの”偶発的な攻撃”により、艦内に不穏な空気が流れ始める。